『入門 組織開発 活き活きと働ける職場をつくる (光文社新書)』
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【金井壽宏氏(神戸大学大学院教授)推薦・解説】
日本では組織開発の全体像を学ぶための機会が少ない。
本書は、組織開発の極意を学ぶことができる優れた入門書だ。
著者の経験に基づく、深みと実効性の両方を学習することで、
職場や組織を効果的に、そして納得のいく形で変えていくことができるだろう。
◎ 内容紹介
近年、ビジネスの世界を始めとして、「組織開発」が脚光を浴びている。
組織開発とは、戦略や制度といった組織のハードな側面だけでなく、
人や関係性といったソフトな側面に働きかけ、変革するアプローチを指す。
組織開発はアメリカで1950年代終盤に生まれ、欧米を中心に発展してきた。
一方、日本では1960年代に導入されたものの、
組織開発の全体像は理解されているとは言い難く、学びの機会も少ない。
本書では、いま、組織開発が必要とされる理由、
特徴と歴史、理論と手法などを具体的な事例を交えて紹介。
なぜ、組織の人間的側面のマネジメントは重要な経営課題となるのか、
第一人者による格好の入門書。
◎ 目 次
はじめに
【第1章】 今、なぜ組織開発なのか
【第2章】 組織開発とは何か ―― その特徴と手法
【第3章】 組織開発の進め方
【第4章】 日本の組織が活性化する鍵
おわりに
◎ 著者プロフィール
中村和彦(なかむらかずひこ)
1964年岐阜県生まれ。南山大学人文学部心理人間学科教授、同大学人間関係研究センター長。
専門は組織開発、人間関係トレーニング(ラボラトリー方式の体験学習)、グループ・ダイナミックス。
アメリカのNTL Institute組織開発サーティフィケート・プログラム修了。
組織開発コンサルティングを通して様々な現場の支援に携わるとともに、
実践と研究のリンクを目指したアクションリサーチに取り組む。
主な論文に「組織開発(OD)とは何か?」「アクションリサーチとは何か?」(『人間関係研究』に掲載)などがある。